telnet アプリケーションと One-Time Password 計算プログラムをあらかじめ起動しておきます。
telnet アプリケーションは MS Windows 3.1 には標準で付属していません。 MS Windows 95/NT には標準で付属していますが、すくなくとも MS Windows 95 付属のものは、 おすすめできかねる仕上がりとなっています。 よって、3.1/95/NT いづれをお使いにせよ、 どこからか別途入手するされることをおすすめします。
広く利用されているのは、 Tera Term というフリーかつ高機能なものです。 日本人によって作成されたものなので、日本語も ok です。 最新版は
理工学部 anonymous FTP サーバにあるものは、Zip で圧縮されていますので、 unzip, WinZip などを利用して圧縮解除してください。
Tera Term は、インストール後初期設定を行う必要があります。 初期設定の詳細については、ここでは解説しません。 付属のドキュメントを参照してください。
以下では、
rigs.st.ryukoku.ac.jp に接続します。 ログイン名を入力しリターンキーを打つと、チャレンジ文字列が表示され、 Response:プロンプトが表示されます。 チャレンジ文字列の otp-md5 は計算アルゴリズム (MD5)、473 は シーケンス番号、 st6167 は種 (seed) を示しています。
シーケンス番号と種 (seed) だけをクリップボードにコピーします。 MS Windows では、クリップボードにコピーするショートカットとして通常 CTRL-C がつかえますが、Tera Term では CTRL-C が使えず、 かわりに ALT-C となっている点に注意してください。 Edit メニューから行ってもよいでしょう。
クリップボードから WinOTP の「Enter OTP Parameters:」にペーストします。 これを行うには以下のいづれかの方法が便利です。
つづいて「Secret Password:」にパスフレーズを入力します。 さらに、「Hash algorithm」を「MD5」に設定します。
[Compute One-Time Passphrase] ボタンをクリックすると、 One-Time Password が計算されます。
One-Time Passphrase: の文字列をクリップボードにコピーします。 [Copy Passphrase to Clipboard] ボタンをクリックすればいいです。
telnet ウィンドウの Response: にクリップボードからペーストし、 リターンを打ちます。 MS Windows では、 クリップボードからペーストするショートカットとして通常 CTRL-V がつかえますが、Tera Term では CTRL-V が使えず、 かわりに ALT-V となっている点に注意してください。 Edit メニューから行ってもよいでしょう。
入力に誤りがなければ、ログインに成功します。