telnet アプリケーションと One-Time Password 計算プログラムをあらかじめ起動しておきます。
telnet アプリケーションは MacOS には標準で付属していません。 どこからか別途入手する必要があります。 広く利用されているのは、 NCSA Telnet というフリーかつ高機能なものです。 日本語化されたバージョンも存在しており、最新版は 2.7J5 です。
NCSA Telnet 2.7J5 は、理工学部 network 内 「elec-ether」ゾーンの「rins の Macintosh」 から入手できます。これは自己解凍型アーカイブなので、 ダブルクリックなどして起動後、各自の Mac にインストールしてください。
また、理工学部 anonymous FTP サーバからも入手できます。 理工学部 anonymous FTP サーバにあるのは、圧縮され、かつ MacBinary エンコードされたものですので、 StuffIt Expander などを利用してデコードおよび圧縮解除してください。
NCSA Telnet は、インストール後初期設定を行う必要があります。 初期設定の詳細については、ここでは解説しません。
以下では、次に挙げるアプリケーションを使用するとして解説します。
OPIE Calculator v1.5 のインストールについては 「Macintosh への One-Time Password 計算プログラムのインストール」 の項をごらんください。 他のプログラムを利用する方は、適時読みかえてください。
rigs.st.ryukoku.ac.jp に接続します。 ログイン名を入力しリターンキーを打つと、チャレンジ文字列が表示され、 Response:プロンプトが表示されます。 チャレンジ文字列の otp-md5 は計算アルゴリズム (MD5)、484 は シーケンス番号、 st6167 は種 (seed) を示しています。
シーケンス番号と種 (seed) だけをクリップボードにコピーします。
クリップボードから OPIE calculator の「Challenge String」にペーストします。 つづいて「Password」にパスフレーズを入力します。 さらに、「Hash algorithm」を「MD5」に設定します。
[Compute] ボタンをクリックすると、One-Time Password が計算されます。
Reply (chars) の文字列をクリップボードにコピーします。
telnet ウィンドウの Response: にクリップボードからペーストし、 リターンを打ちます。
入力に誤りがなければ、ログインに成功します。